医療材料(医材)を価格削減するには?
目次
医療材料(医材)を価格削減して安定した収益を目指したい。医材価格の課題は、病院経営側における尽きない悩みのひとつです。ここでは、医材を価格削減する方法を詳しく解説していきます。
病院内での医療材料に関する悩み・課題
医療材料(医材)に関する悩みで良く聞かれるのが、医材の価格が、地域や経営母体の違いによって大きなばらつきがある点です。
医療材料の価格を削減して安定した病院経営を行うにはどうすれば良いのでしょうか。
医療材料(医材)の価格削減の方法
市場価格を把握して業者・メーカーと交渉する
同種同効品の集約
複数採用されている同種同効品を集約できれば、価格削減の第一歩となります。医材を1社に集約することで、選定したメーカーの購入量が増加するので、メーカーとの価格交渉がしやすくなるからです。
競合メーカーへの切り替え
「雑品」に区分される消耗品から「特定保険医療材料」などの高額品までが対象となりますが、必要とする医材が一定の品質レベルに達していれば、メーカーを切り替えることで価格削減につながります。
ただし、医師の治療方針やこだわりによってはブランドが限られる医材もあるため、償還品などの手術にかかわる医療機器については、各診療科の医師の協力が必要です。
病院経営側が医材削減に積極的に働きかけて、院内の「医材選定委員会」で舵を取れるかが効果的な運用につながるでしょう。
競合メーカーへの切り替えにあたっては、競合製品のデータの品質や価格比較表などを提案できるSPD業者へ依頼すると効率的です。
共同購入
他の組織医療機関と共同で医材を購入することによって価格削減を図る方法があり、最近では、共同購入を提案するSPD業者や組織も増えています。
購買データを預かり、価格を分析して購入の最適化を提案するコンサルティングもいるようです。価格のベンチマークは医材マスターの精度が重要となります。マスター管理を正確に行える、信頼性の高いSPD業者を選ぶようにしましょう。
まとめ
医療材料の価格削減には、支出の管理や医事請求が抜け漏れなく行われているかが大切です。
同時に院内のミスを限りなくゼロに近づけるためにも、医事請求漏れ防止機能や定数管理システム、入札業務システム、価格ベンチマーク機能・償還/薬価一括更新機能など、医療材料を一元的に管理できるシステムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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